まるとゲーム

ゲームの感想、考察、実況プレイ動画のことを書いてます。

プレイ日記 またピクミン3 秋の気配を無視する

寝る前にピクミン3をやっている。そのせいで興奮してぜんぜん眠れない。一昨日は午前4時くらいに寝ている。よくないよな。でも多分今週からは大丈夫だと思う、なぜならもうすぐメインストーリーをクリアしそうだから。今はアメボウズとの決戦のところまで進めている。

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これでメインストーリーをクリアするのは…何度目だろう。難易度ゲキカラ(一番難しい)だけなら5度目くらいか。他の難易度でのプレイや、実況した時のを合わせたらもっとあるだろうし、ミッションやサイドストーリーはもう何十回もプレイした。

オイラは普段、実況プレイ動画を投稿して活動している。その活動の中でピクミン3をプレイして、クリアしたのが今年の4月くらいの話。それから半年間、ちょこちょこと、ずっとプレイし続けている。実況で扱ったゲームを、実況が完結してからもここまで長い間プレイしていることは珍しい。初めてかもしれない。

それはもちろんピクミン3という作品が面白いからだ。でもそれ以外に、遊べるモードがメインストーリー以外に色々もあるからだと思う。

ピクミン3の楽しみ方の一つとしてハイスコアを競うものがある。これはオイラだけがやっていることではなく、ゲーム内で自分のハイスコアを記録できるし、ネットを介して世界のランキングを確認することも出来るので、ピクミンシリーズを遊ぶ人たちの中では割と主流な楽しみ方の一つだと思う。オイラの場合は過去の自分と競って、つまり自己ベストを出そうと遊んでいるんだけど。

で、メインストーリーの場合はそのハイスコアが”日数”でカウントされることに対して、サイドストーリーやミッションは”時間”や”ポイント”でカウントされる。この違いは大きい。

例えばオイラのメインストーリーでのスコアが20日だとする。つまりオイラは20日間ずっとメインストーリーを進めなければ、このスコアをゲームに記録しリザルト画面で確認することが出来ない。1度もリセットせずにエンディングまでたどり着いたとしても20日間分、大体600分(=10時間)以上はプレイする必要がある。

一方サイドストーリーやミッションの場合は1日分、短いものなから10分程度プレイするだけでスコアが表示され記録される。この仕様により、オイラのピクミン3のプレイへのハードルがグッと下がったなーと思う。とてもありがたい。

メインストーリーでは、20日目の午前中にクリアしようが午後にクリアしようが、記録としては20日である。対して他のモードは1秒でもタイムを縮めれば、それはスコアに換算される。自分の成長を数値で実感しやすいので、モチベや楽しさに繋がるなーと思う。

そこで培った楽しさを抱えたまま、今オイラはメインストーリーをやっている。明らかに自分が上達しているのを感じられてとても良い。やはりメインにはメインの難しさ・面白さがある。そのおかげで夜眠れなくなってしまうんだけどもね。

は~ピクミン4もいつか実況したいな。楽しみだな。

今回は15日かかった。自己ベスト更新!

どうぶつの森は自分の中で一段落ついたので、あまり熱心に活動していない。のんびり花に水をあげて、イスに座ってぼーっとしてる。その時に聞こえてくる環境音や音楽に耳を傾けつつ、日記を書いたり動画を編集したりしてる。

秋になった。木の実やカボチャを集めてなんか色々作ろうぜ、という空気が我が島「ずんどこ島」を包み込むが、特段それらを集めたりしない。あ、でもカボチャは可愛いからその辺に植えてほっといている。

どうやら今度、ハロウィンの関係で誰かが島にやってくるらしい。ハロウィンって何のお祭りなのかオイラは未だに分かってない。だのに島に来る予定のカボチャ野郎が「準備をしておけ」とか書いた手紙を寄越してきたので、会ったら顔の間でクラッカー鳴らしてやろうと思う。何様じゃい貴様、煮付けるぞ!

そういえば、どうやら島のランクを五つ星にすると何か特別なことがあるようだが、そこまでしたいとは思わない。正直オイラは自分の島の土地を削ったり、もともと生えている植物たちを押しやってまで島を発展させたくない。もっと言うと、オイラは今でもテント生活がしたいんだ。たぬきちさんには、それを許してもらえないんだけどもね。

 

【活動のお知らせ】ふだんはYoutubeやニコニコで動画投稿しています。興味があればプロフィールから覗いて下さい。日記はこっちでも書いてます。

【月報】2024年10月の活動

まるです。9月~10月の月報を、ここに記します。って書くとなんだか固い感じがしますね。

Youtubeのお知らせ

Recolit という作品を始めました。ご視聴よろしくお願いします。

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ジャンルは謎解きADVだと思いますが、今作は難しい謎をゴリゴリに解いていく楽しさ・カタルシスを与えてくれるというよりは、その謎が生まれた背景と解けた結果の様子を見せ、何かを感じさせてくれる作品だと思います。

謎を解く過程や結果が物語のピースの一つになっていると言えば良いのか。相変わらずオイラはうまく言うのが苦手です。

今作は非常に雰囲気の良い作品だと思います。コンビニ・横断歩道の信号機・手持ち花火。それらの灯を辿りながら夜を進んでいく様は、どこか星間飛行にも似ている所があるのかもしれません。オイラはそう思いました。

観ている人はどんなことを考え、感じるのでしょうね。

今作の雰囲気を存分に味わって頂きたいので、このシリーズの各動画は全て夜中に公開されます。第1話もそうだったのですが、深夜に投稿したおかげで、誰にも気付いてもらえませんでした。わっはっは。


ニコニコのお知らせ

ゼルダの伝説 知恵のかりもの という作品を始めました。会員登録などせずにご視聴いただけます。よろしくお願いします。

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友人から今作のトレーラー映像を見せてもらった時「天才か!?」と叫んでしまいました。それくらい衝撃的でした。

まさかベッドを足場にしたり、魔物を別の魔物に向かわせたりするなんて。それも、ゼルダが。なんて面白そうなゲームなんだと思い、予約するためにニンテンドーチケットを購入したのを覚えています

ゼル伝に登場するキャラクターの殆どは、シリーズ通して登場します。それはボスや雑魚と呼ばれる魔物も、アイテムも、仕掛けさえもです。それらが「リメイクとして使い回される」ことは、ある意味ゼル伝の伝統でもありますし、ハイラル史においても重要なことである、と記憶しています。

 

オイラが驚いたのは、シリーズに登場して当たり前のオブジェクトや魔物たちを「かりもの」としてプレイヤーに遊ばせたことです。プレイヤーたち自身が、作品内の「使い回されたもの」をさらに「リメイク」して冒険を進めていく。その構造が非常に面白いと感じ、驚きました。

例えばサンドボックス系のゲームであれば、石や土という素材を家の壁に見立てたり、その素材を使って別の何かを生み出します。その素材は自分の身の回りから採取することが出来ますよね。

今作はそれともまた少し違います。素材ではなくオブジェクトに別の使い方を見出していく。そしてそのオブジェクトは無限に生み出すことは出来ないので、いくら かりもの の力を使ってもハイラルの世界が大きく様変わりすることはない。それによってある意味、ゼル伝の世界観を守っているのかもなとも感じました。そういう部分が任天堂らしいなとも思います。

かりもの以外の部分もよく作り込まれていると思います。湖や海の水底の様子、村人の住居内のレイアウト、人々の反応。今作は かりもの が最大の特徴ではありますが、けっしてそれが楽しいだけの作品ではありません。なんというか、総合的な満足度が高いです。寿司屋で10貫+味噌汁+サラダ+季節のデザートを食べ、お土産まで頂いたような気分になれます。お寿司のお持ち帰りってワクワクしますよね。何の話だ。

動画を見てもらえれば、作品をプレイしている時の楽しそうな様子が伝わるかと思います。そこでも感想はたっぷり話しています。ぜひ観て下さい。

【隠れるセトモノ】知恵のかりもの初見のんびり実況【第2話】 - ニコニコ動画

 

ブログだけの話

最近インターネットの中でも外でも、Vtuberさんたちの活動が目に入ってきます。SNSではいろんなフォロワーさんがRTなさっていますし、Youtubeを開けば知らないVの人の配信がオススメに表示されます。この前イオンに行ったら、Vの方とのコラボWAONカードの宣伝が液晶で流れていて驚きました。そういう時代なんですね。

オイラが応援しているVtuberはいませんが、他人から勧められた場合は一度だけ、その方の活動をSNSなりYoutubeなりで見に行くことにしています。その度に「オイラにはとてもじゃないけれど真似出来ないなー」と思って退散しています。

おすすめされている、多くの人から推されている方々って、活動の更新頻度が高いんですよね。動画や配信の更新はもちろん、SNS上での活動にも余念がない。朝の挨拶をして、その日の配信予定を告知、動画や自分自身の宣伝。配信や動画のサムネイルも興味を惹くよう作り、夜の挨拶をして一日を終える。これを毎日。これを毎日ですよ!?この根気。

アバターを外注で作ることは当然あることとして、今はサムネイル制作や動画編集も他人に任せて活動をしている方も多いですよね。数十万円以上の機材を使用したり、収録のために部屋や家を用意したりする、そういう資金力もすごい。

オイラにはどっちもありません。マイクも未だにソニーの数千円のものをテーブルの上にポンと置いて撮ってますし、更新頻度も高くありません。SNSでの活動も、挨拶なんてまずしません。そこらへんが趣味でやっている人間と、仕事としてやっているプロの違いなのかもしれません。

……と書こうと思ったんですけど、ちょっと違う気がします。「趣味でやっている」から資金をかけていないわけではないです。趣味にお金をかける人は今も昔もいますし、プロのような活動を続けているアマチュアの方だって、昔からいたでしょう。

きっと話はもっと単純で、オイラが自分の趣味にお金も根気もかけない人間だから、だけだと思います。

欲しい本があったらまず買おうとせずに図書館にあるか探しに行きますし、ゲームもぽんぽんと新しいものを買いません。必要最小限の品でとりあえずやってみる、という人間なんですよね、きっと。

もし自分がアバターを用意し、Vtuberとして再デビューしたとしても、あんまり人気は出ないと思います。自分の活動を仕事に寄せていかず、今のスタンスのままだと思うので。

以前どうしてVにハマらないのかと聞かれたことがあります。オイラにも理由はよく分からないのですが、オイラにそういうものを楽しむ素養がないんです、今のところ。

アバターやキャラクター性のクオリティが高ければ高いほど、既存のアニメやゲームのキャラクターと同一に見えてしまい、感想を持てなくなると言いますか。もちろん「いまのところ」の話です。

 

※この記事は自分のYoutubeチャンネルのコミュニティに書いた記事を加筆修正したものです。手動で更新してますんで、コミュニティの更新より少し遅れます。

※※ふだんはYoutubeやニコニコで動画投稿しています。興味があればプロフィールから覗いて下さい。日記はこっちでも書いてます。

【月報】2024年9月の活動

まるです。8~9月の月報を書きます。外でカラスがめちゃ鳴いてます。どうした?

更新情報

ありません!

今までさんざんYoutubeに動画投稿をしてきましたが、遂にYoutube用に作ってきた動画のストックが切れました。Youtube用って言うのもちょっと変ですけどね。

実況者・配信者の中で、ニコニコでも活動している人は、2つのサイトどちらにも同じ内容の動画を投稿してますね。だもんで私のように「Youtubeでしか・ニコニコでしか観れない動画」を投稿している人間は珍しいと思います。

もともと、ここに動画投稿し始めたのは……特に大きな理由はないんです。当時の私はニコニコで活動していたんですが、なんとなく他の動画投稿サイトも試してみたいなーと。他のサイトには他の視聴者もいるだろうと思って、新しい挑戦のつもりで始めました。多分。(もう何年も前のことなので、本当にそうだったか忘れました…w)
ニコニコの何もかもが嫌になって、Youtubeひとつで行こう!と思った時期もありましたね。

だもんで、なんで今もニコニコとYoutubeで分けて動画投稿しているかというと……特に理由がないんです。サイトが2つあるから2つ使おう、ぐらいの感じですかねぇ。Youtubeの広告収入とかもありますが、なくても特に問題なく生きていけますし。

今後ここでの活動は続けていきますが、何の実況をやっていくかは””””””未定”””””です。自分がYoutubeだったら出来ること・Youtubeで活動するメリットを模索しながら、のんびりやっていきます。例えばショート動画を投稿するなら、どんなゲームが良いんだろうとか、そこでどうやってのんびり実況が出来るんだろうとか。ショートじゃなかったらYoutubeに投稿するうえでの魅力ってなんだろうとかね。いろいろ考えて試していきます。

これを読んでいる人で思いついた方は教えて下さい!

あ、配信は続けていきますし、このコミュも書いていきますよ!これはYoutubeのいいところだと思うので。メンバーシップに登録してくれてる人もいるしな!あと動画投稿はニコニコでもモリモリやっていくのでよろしくどうぞ!

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お知らせ

トロと休日

トロたちとの休日をまとめた動画を投稿していました!無事に旅が終わりました~

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動画でも話していますが、これはVlogです。トロとの旅行をまとめたものなので。
トロと色んなものを見て、いろんなことを話して、美味しいものを食べる。旅行って良いですね。

毎週投稿した時にTwitterにお知らせツイートをするんですよ。そうすると時々、トロと休日に携わった高橋宏典さんからいいねを貰います。嬉しいです!この嬉しさは、普段視聴者の方からいいねを貰ったときとはちょっと違います。

視聴者の方は、私の動画や実況活動そのものにいいねをして下さると思うので、私は「あ、反応貰えた!応援してもらってるのかな!楽しんでもらえたかな!嬉しい!」というような嬉しさを感じます。動画投稿者として嬉しいって感じです。

ですが、携わった方からのいいねの場合は「トロと休日を手掛けたことを大切にしているんだ!」と知れて嬉しくなるんです。どこでもいっしょシリーズのファンとして嬉しいって感じです。どちらも大切な、嬉しいという気持ちです✉️

トロとの旅行は1度終わりましたが、また来年の夏になったら、トロといっしょに三崎に出かけたいですね。

 

伝説のスタフィー

伝説のスタフィー3実況も完結しました!今までのご視聴ありがとうございました。

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視聴者の方の中には気付いている人もいらっしゃると思いますが、あの実況はステージ4以降もプレイはしています。実況自体はたーくさん撮っていたのです。ですが諸事情により、ステージ4以降の動画投稿はできなくなりました。理由を書くと長くなるので、気になった方だけオイラに直接聞いて下さい。

ただオイラとしては、ステージ4まで投稿できて良かったな~って気持ちです。動画内での実況者の様子を見てもらえれば、どんな思いでプレイしていたかが多分伝わるんじゃないかなって思います。スタフィー3は今やSwitchでも遊べるので、興味があったら一度触れてみてください。

 

ブログだけの話

この記事の冒頭で「Youtube用に作ってきた動画のストックが切れました。」と書いたのですが、それからしばらく経って時間が出来たので、Youtube用の動画を1シリーズ分、用意することが出来ました。10月くらいに公開予定なので、よろしくどうぞ。雰囲気のある、いい作品だと思います。

 

最近実況とはぜんぜん関係なくパズルゲームをプレイしていて。どうしても解法が分からないステージがあったので、攻略情報を見に行ったんですよね。誰かまとめてないかな~と思って。案の定まとめていた方がいて、じゃあそれをやってみようと思ったんですけど。

その記事の下側に、全く関係ないまとめブログの広告?宣伝が貼られていて。オイラでも知っているくらいのゲーム実況者さんへの誹謗中傷が書かれた掲示板のまとめ記事が、そこにあったんですよね。あんなに非の打ち所がない実況者の方でも、見ようによっては粗が見つかるし、それが簡単に晒されて中傷されるんだなぁと、そう思うと恐ろしいなぁとも思うし、自分の今の立ち位置を顧みて安堵したりもしました。

活動の歴だけは長いので、オイラが活動する前から大人気の人、後から初めて人気になった人、色んな人を遠巻きから眺めてきたんですが「オイラはあんなに人気になりたくないなぁ」と思いながら、ここまでやってきたんですよね。おかげさまで全く知名度がないのですが、居心地がよくて満足しています。

オイラは小者なので、誹謗中傷されたらずっと傷ついていると思います。未だに幼稚園でみどり組だった頃に言われた悪口とか覚えてますもん。

 

あ、結局攻略情報を見たゲームなんですが、やる気が無くなってやめちゃいました。解法を見たからつまらなくなったのではなくて、解法に導くための手順を眺めた時に、こんなにやらないといけないならもう良いや~と思ってしまって。

そのパズルゲームはちょっと変わっていて面白かったんですが、操作に難がありまくりで。レスポンスも非常に悪い。だから「めんどくさいけどクリアするか…」と思いながらプレイしてきたんですよね。で最後のステージの手順を眺めた時に、嫌になっちゃってソフトを消去しました。

最近は「面白くても疲れるゲームは嫌だな」ってことを考えています。どんなことでも長くやっていれば疲れるものですけど、例えばCtrl+Cなどのショートカットキーを全て封じられたPCを使ってくれって言われたら、めんどくさくて余計に疲れるじゃないですか。めんどくさいのもゲームの味だったりしますけど、でもショートカットキーは味には関係ないと思うんですよ。「マウスで右クリックをするのが楽しいんです」とはならない、はず。そういうことってゲームにもあるよなぁ……ということを、ぼんやり考えています。

おかげさまで、実況で遊んでいるゲームは殆ど全て、疲れにくい作品ばかりなので助かっています。たくさん実況したいので。

 

※この記事は自分のYoutubeチャンネルのコミュニティに書いた記事を加筆修正したものです。手動で更新してますんで、コミュニティの更新より少し遅れます。

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ピクミン3→1→2と遊んでみた感想

ピクミン1+2セットを買って、どちらもクリアしたので感想をまとめておく。

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オイラは3DXからピクミンシリーズを好きになり、人の勧めもあって1と2もプレイすることにした。3→1→2とやってみたが、すべて楽しかった。3DXからシリーズに触れて良かったなーと思ったし、1~3それぞれの作品はぜんぜん別物と考えて良いんだな、ということを知った。

 

1についての感想

3ではいっぺんに操作出来るキャラが最大三人もいたが、1では一人。だもんで最初はすごく忙しなく仕事をこなさないといけないのでは、難しすぎるのでは…と思っていた。実際難しいんだが、意外にのんびり遊べたように思う。早解き・スピードランに拘らなければ、1日1個くらいずつお宝を集めたって、ゲームクリアには間に合うようになっているのだね。そこが優しい作りだなと思う。

1では主人公一人だけでいろんなところに足を運んで指示を出す必要があるけれど、その分シングルタスクの積み重ねになるので、仕事に集中できて良かった。3は三人バラバラで仕事を進められるが、マルチタスクになってしまい、眼の前の仕事に集中できなかった時が多かったので。(もちろん1でも3でもピクミンたちに橋を作らせている間はその場を離れたりするけれど、3ほどではない)

 

1では赤ピクミンの他に黄色と青のピクミンが仲間になる。しかし彼らが特定の原生生物に対して特攻を持っているわけではないので、チャッピーと戦う際にも緊張感を持って挑めたと思う。それが良かった。

例えばイモガエル系の生物に対して投げつけては離れてフエを吹き、あちらが攻撃を完了したら再び投げつけ……の攻撃パターンを、何度も行う必要があり、それが大変だったし、面白かった。3の場合は岩ピクミンを何匹かつけていれば勝手に倒してくれている。それは楽でいいし岩ピクミンすげーとなるけれど、苦労して戦う良さも捨てがたい。

3ではターゲットをロックオンすることが出来たが、1や2にはそれが無い。だもんで戦いではさぞ苦労する…かと思いきや、そんなことはあまりなかった。

例えばサライムシは飛んでいるのでピクミンをぶつけにくいか、ヤツの影を見て自分と影を結んだその延長線上に投げると、ピクミンたちは勝手に取り付いてくれる。ヘビガラスの頭なんかもそうだな。原生生物たちは高度や頭の高さを大きく変えたりしないので、横方向さえあっていればロックオンなしでも対応できる。

小さい敵は貧弱なのでうまく取り付けられなくても倒しやすいし、大きい敵は的がでかいので取り付けやすくて倒しやすい。ピクミンシリーズはよく出来ているなと感心した。

もちろん時には慌ててしまって、うまくサライムシたちに取り付けられないのだけれど、ぴゅんぴゅん投げていれば当たるから(適当)。

一番好きなのはパンモドキ。見た目は可愛く、倒すのに頭を捻る必要がある。

1をプレイしていた時、3よりもサバイバルの空気を感じられて良かった。3と違って1には食料の問題がないのに、どうしてそう感じたのか考えたんだが……きっと一人ぼっちだったからだと思う。ドルフィン号が話してくれるわけでもないし、家族や上司からメールも来ない。目の前に現れる生物たちについての生態をまとめたメモが落ちているわけでもない。圧倒される大地だけが待っている。

なんだろう、気が紛れないというのかな。だから「パーツが集まらなければ死ぬ」というバッドエンドの輪郭が、何日経ってもぼやけることは無かった。食料調達でもなければ資金繰りでもない、個人的な逃避・脱出が懸かっていて、それがオイラの生存本能を刺激してきたのかもしれない。

3だとかなり序盤から果物が余り始めるし、そもそも3では遭難時の食糧危機への対処というよりコッパイ星にたくさん持って帰ろうというのが本来の任務なので、そういう意味でも1の焦燥感は良かった。そのサバイバルの空気が、孤独が、ピクミンやこの世界への感情を深いものにしたなーとも思う。

この頃のオリマーさんの絵が良い。

1はラストのステージ・最後の試練が好きだ。3種類しかいない彼らそれぞれの特性を理解し力を合わせなければ先に進めなくなっているのが良い。他のステージもそうなんだが、最後の試練の場合はステージ自体が狭く、ピクミンたちそれぞれが仕事をしている様子が画面に収まるので、別の仕事をしながら他のピクミンたちの頑張りを感じられて好きなんだ。天気もいいし、運動会みたいじゃないか。1のステージはどれも好きだな。最初のステージ・遭難地点とかも地形の起伏に富んでいて、冒険していて楽しい。

 

1をプレイしていて困ったことはもちろんある。バグも厄介だが、ピクミンたちの挙動が自由奔放で扱いに困る時があった。

まず彼らは転ぶ。みんながスッテンスッテン転がるわけじゃないが、30匹に2匹は転ぶかも。大型の原生生物に追いかけられているときは食べられてしまう可能性が上がるし、食べられずともはぐれてしまって仕事の頭数が足りなくなることもある。何より転んだ彼らを見殺しにするのは嫌だ。

それと、彼らは道草を食う。道端に生えている草を抜いたり、埋まった石ころをカンカンやったり。暇にしているピクミンがそうやって遊んでいるわけではなく、隊列に組み込んで移動している最中に草むらを通ると、たいがい5匹くらいが遊び始める。それらの行為はミツ採取のためなので大切だし意味はあるのだが、急いでいる時にそれをされるのは勘弁してほしい。道草ポイントは沢山あり、橋のすぐ横やオニヨンのそばにまであるので、転ぶ回数よりも道草のほうがずっと多い。

だもんで、道草を食ったり転んだりする彼らに気付いては、引き返してフエで回収し、また進む…ということを繰り返して目的地に進まなければいけない。それが手間だと感じた。ピクミンたちは生き物なので失敗や遊びをするのもリアリティがあっていいのだけれど、なんでもかんでもリアルにすればいいってもんじゃないと思う。

2では道草出来る場所が通り道の外れに用意されていたり、3では転びも道草も削除されていたので、不評だったのかもしれない(し、ピクミンたちが成長して転ばなくなったり遊ばなくなったのかも。大人だ!

1はこんなところか。あ、1度クリアするまでが短いので、繰り返しプレイしやすくなってるのも良かったな。とにかく1は思いの外楽しかった。操作がシンプルなのも良い。

1スクショが少ないのはプレイに忙しかったからです。

2についての感想

次は2の話。オイラはピクミンシリーズに触れるまでは、時間制限のない2が一番肌にあっているのではないかなーと思っていた。しかし実際はシリーズ内で一番苦労した。一番合わなかったが面白かった。

2は紫ピクミンと白ピクミンが初登場した作品。彼らの故郷で彼らに会えて興奮した(3DXでも彼らに会うことが出来るので存在は知っていた)。実際2で彼らと探検をしていくと、白は足がめちゃ速く隠れたお宝を発見することも出来るので、洞窟の偵察に対して力を発揮してくれた。

また紫ピクミンはいろんな点で優遇されているので、原生生物との戦いではものすごく活躍した。重さによるスタンもさることながら、彼らだけちょっとホーミングするので、少しズレていてもショイグモのような小さい体にクリーンヒットする。初めてホーミングした現場を確認したときは「ズル!」と笑ってしまった。

この頃の社長は優しかったんだ!とビックリして写真を撮った。3では…

2の原生生物は、眺めていても実際に戦ってみても、1からの進化を感じて面白かった。3には登場しないケチャッピーやダマグモの亜種たちにも驚いたが、個人的にはトテツチホカシやコマンマンなど、飛ぶ敵が1からグッと増えているのが興味深い。また機械を思わせる見た目の生物も増えたし。個人的にハリオムシには毎回びっくりさせられた。オイラは3から始めたので、カブリムシだと思って戦いに行くと顔の位置が逆でこんがらがる。

洞窟内で戦うボスたちも独特で、戦っていて楽しかった。アメボウズにはびっくりさせられたが、実際に戦ってみるとそこまで苦戦はしなかったし、ダマグモキャノンとのバトルはダダーっと駆け抜けて、奴の機関銃の攻撃が終わったら一気に詰めて…の高速戦闘が面白かった。

ダマグモ系が出てくるステージの天井に蜘蛛の巣が張ってあるの良いよね。

あとケメクジ!アイツが2の中で一番印象深い。敵だと認識しているキャラクターの色に合わせて目も光り突っ込んでくるので、その隙にリーダーを交代して背後にいる別のキャラが一気に攻撃をして……という、2ならではのチーム戦を楽しむことが出来た、あれは良かったな。

2では原生生物へのオリマーメモを読むことが出来たり、宝物に対するセールストークを聞くことが出来てそれもよかった。特にオリマーメモ!2のオリマーメモは良いな。オイラは3での生物図鑑の、オリマーさんの研究資料っぽい説明に対しては面白さを全く感じなかった。むしろアルフくんたちの感想や考察が入り混じった文調が好きだったんだ。だから1でのオリマーメモを読めて、とても嬉しい。

こういうことを言う人なんだよ。素敵。

好きなところは沢山あるが、それでもやっぱりイヤだな~と思ったところはある。

洞窟だ。基本的に暗くて道が狭くて危ない。そしてランダムでマップの構造や敵の配置が少し変化する。それがなんというか、息苦しさを感じて、プレイしててしんどかった。

洞窟を一階、二階と降りて行くときに、例えば着地地点のすぐそばに電撃が流れる罠があったり、ハチャッピーがいたりすると、着地と同時に指示を出さなければピクミンたちはやられてしまう。また各マップの部屋の入口にフーセンドックリが2体スタンバイしている時もあった。

開幕即死の一例。この後赤ピクミンは感電死したのでリセットした。

即死の罠も多かった。電撃に落石。特に落石は、どこから降ってくるか分からない。ピクミンを連れて歩いている時に降ってこられては大変なので、各階に降りたらまずオリマーさん一人でその階をぐるりと一周して落石をすべて落としきり罠を確認してから先に進むことで安全を確保できた。

落石だけでなく、爆弾が落っこちてくる時もあるし、チャッピーなどの敵が降ってくることもあった。お宝が置いてある狭い部屋の隅に落下物のフラグが仕掛けられている場合もある。この場合、お宝を回収しようとしたピクミンが、お宝の裏手に回った瞬間に爆弾が降ってくる。

即死と言えば、一部の洞窟では「壁が取り払われ落下すると死んでしまう」ようなマップもあった。原生生物に振り払われて落ちたり、エレキムシのような「一度上からスタンプ攻撃をしないとダメージを与えられない」タイプの敵にスタンプ攻撃を行い、身体にヒットした反動でマップから飛び出して死ぬ、ということもあった。

このことから、洞窟での冒険中は気が休まらず、常にピリピリしていたように思う。ピリピリすること自体が悪いことではないと思うが、オイラはイヤだった。落石や爆弾が落ちてくる理由もさっぱり分からなかったので、任天堂から嫌がらせを受けているなーと思いながらすべての洞窟を突破した。

クリアした時には達成感というよりも「こんなことならもっと地上でのんびりすれば良かったな」という、寂しさというか、小さな後悔が心に残った。洞窟は結局のところただの穴なので、見て楽しむ部分も殆どないのも、しんどさの理由の一つだったように思う。

終わってしまった……この世界から旅立たねば……

空から落下物がやってくるわけでも、即死の罠があるわけでもなく、落ちて死ぬような場所もない地上は、とても気楽だった。しかし地上にはボスもおらず、お宝も殆ど無いので「洞窟に行くために通らなければいけない場所」という側面が強すぎるように思う。あれだけ豊かに描写された地上を、メインの舞台としてプレイできないのはつまらないなーと感じた。

もしかすると制作陣は、初めから地上のんびりする場所として作っていて、そこでゆっくり羽を伸ばしてから洞窟に向かわせたかったのだろうか?だとしたら、オイラはその意図には気付かなかった。地上での冒険はとても面白かった、特にのぞみの大地が好きだな。

あの竹が敷いてある所もいい。2の地上には四季を感じる

あとはエンディングか。オイラは2のエンディングは好きだ。最後オニヨンたちが一緒に飛んでくれて、それぞれ別方向に飛び去って行くのを見たときは感動した。彼らは彼らで生きていくんだなーと、あの星にいたときはただ一緒に協力して生きていてくれただけなんだなーと。

そして2のラストバトルについてだけれど、ルーイくんが生きていて良かったなーとシンプルに思う。ルーイくんが奴を操っていたとセールストークに書いてあったが、ルーイくんが我々を襲うように命令していたのかはわからない。なぜならハチャッピーの件があるから。ハチャッピーを操っているのは寄生したピクミンだが、食欲に関しては寄生された側によるものだとオリマーメモに書いてあるし、寄生ではなく共生ではないかともある。このことから、ラストバトルで我々を襲ったのはルーイくんなのか、ラスボスなのか、二人で協力してのことなのかは、よく分からない。

それにもし仮にルーイくんが我々を襲ったのだとしても、まぁそうだろうなとは思う。見知らぬ惑星に取り残されて、救助が来るかも分からず、社長には半ば見捨てられている。自分だったらブチギレるし、ようやくこの世界で得た力(ラスボスを操る力)まで剥ぎ取ろうとされたら、そりゃあ遠慮なんかしないだろうなと思うから。

ありのままに生きているのはハチャッピーもルーイくんも、さほど変わらない。攻撃されたら敵だし、協力してくれたら味方だし、それだけのことだ。そこに善悪はない。と思う。

ここまではルーイくんいたのにね。船のカラーリングは元のが好き。

みんな違う

3作品を遊んでみて思ったのは、各作品ごとに遊び方が違っていて面白い!ということだ。

この投稿をしたら、「3が1番3人が協力してる感があって良かった感じなんでしょうかね?」というコメントを頂いた。それをキッカケに少し考えたのだけど、2と3はチームプレイという点では似ているようで全然違うと思う。2は協力、3は分担というイメージだ。

オイラが2をプレイし始めた時に、ルーイくんもいるなら仕事が分担できてサイコーじゃんと思ったのだ。でも出来なかった。オリマーもルーイも、3のように放っておいても敵からわちゃわちゃ逃げることはしないし、ピクミンも抜いてくれないし、あっちまで移動しておいてという指示も出せない。オリマーが原生生物に立ち向かっている間、ルーイはどこかで待機しているか、一緒にいるかのどちらかだ。

ルーイくんがいてよかったと思うことは、例えばルーイくんに白ピクミンを、オリマーさんに赤ピクミンを配備させておいて、ルーイくんが原生生物を引き付けた、その生物の背後からオリマーさんが取って…という、厄介な敵を倒すために”協力”して立ち向かう時だ。あとは二人でダンゴナマズを殴る時。

オリマーさんは尻で待機、社長に頭を攻撃してもらうなどもした。

もちろん二手に分かれて作業することもあるけれど、その時だって結局のところ、片方を操作しているときはもう片方はじっとしているので、別々の仕事をしているイメージはオイラには無い。彼らは1つの目標に対して協力する、そういうイメージがある。

3では、チャーリーが原生生物と戦っている間もアルフくんが果実の回収地点に走って向かっていたり、オニヨンの側でブリトニーさんがピクミンを引っこ抜いていたりする。それはそれぞれ別の仕事を分担してやっているようなイメージだ。だから、チームプレイの質がぜんぜん違うなと思った。それぞれで頭を悩ませるので非常に面白い。

 

また1と3では制限時間がある点では同じだが、一人ぼっちで活動するのとチームでは、世界に対しての寂しさが全然違う。そしてシングルタスクとマルチタスク、それぞれに利点があり、また不便な点があるので、仕事の進ませ方が違う。

2は制限時間が無いので、問題を早く解く必要はなく、自分のペースでゆったりと、時間を進められるのが面白い。先程イヤだイヤだと書いた洞窟での仕事も、爆弾を一つずつゆっくりと処理していくような緊張感は嫌いではない(神経がすり減るそんな作業ばかりになっているのがイヤだと言っている)。仕事の効率を無視ししてプレイしても良い、と気付くと、自ずとプレイスタイルが変わっていくし、変えたほうが2の作られ方・仕様に合っていくような気がした。

1のように早く解くことを第一に考えている界隈があるのも知っているが、きっと1よりも2のほうが精神的に辛いと思う。1は1で、効率を求めなければあの星で死んでしまうので、いかに自分なりに早く解くかを考えなければならず、それが楽しさにつながる。

 

オイラはあまり頭が良くないのでうまく伝えられるか分からないが…

「制作陣がそれぞれの作品に用意している遊び方・システムが、プレイヤーが楽しいと思える要素と合致している」のが、ピクミンシリーズの良いところなんだと思う。1から3はピクミンを使って物を運ぶという点だけが同じだが、それ以外の遊び方が全然違う。それがそれぞれの作品の問題点ではなく”持ち味”になっていると、オイラは感じる。

そういうことって、簡単なことのようで、すごく難しいことだ。自分が完璧だと思って作ったラーメンが、客からはスープだけ飲まれて麺は不味くて残されるということなんて……ないか。勿体ないから一応食べるか。でもゲームでならそういうことは、ある。



書きたいことは大体書いたので、ここらへんで終わりにする。振り返ると3DXは1や2と比べて随分遊びやすくて、楽しみも多い。おかげでピクミンを好きな状態で1や2に臨めたので、オイラは3DXから初めて本当に良かった。もしシリーズ未プレイの人がいたら、オイラは3DXから勧めてしまうと思う。連打しなくてもピクミン投げられるのが最高だ。

オイラはまだ4をやっていないので、いつか実況するのが楽しみだ。なんかカレーパンみたいな顔の生き物がいるんだよな、アイツなんなんだろうな。他の実況をわっしょいわっしょいとやりつつ、4をプレイする日を待つことにする。ではまた。

 

あ、そうだ!3は実況プレイ動画として投稿しているので、興味があったら観てほしい。ピクミンシリーズを初めて触る人間の反応は、今こうやって後から観てみると、新鮮で面白い。美味いチーズを食べているような気分になる。

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プレイ日記 マンボウ・Curse of the Moon 2 面白かった

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あつまれどうぶつの森をプレイ。マンボウの目が怖い。よく見るとまだら模様なのもあって余計怖い。魚にも表情があると聞いたことがあるけれど、オイラには誰も彼もぼんやりしてるようにしか見えない。オイラ自身が基本的にぼんやりしてるからかな。

今作で虫や魚を捕まえると、図鑑に登録される。その図鑑の一覧に表示された生き物たちのデフォルメ加減がオイラは好きだ。

このマンボウの可愛さったらないよな。尾びれは半円がくっついてるだけだし、眼も別に怖くない。でも体の模様とかエラの位置とかが、本来のマンボウからズレているわけでもない。いいデフォルメだと思う。この小さいデフォルメの魚が一覧に揃ってくるのが楽しい。小さい水族館のようだ。

マンボウは、7月から9月までに海で釣り上げることが出来る。むかし今作をプレイした頃は、月が変わる度(マンボウなら7月1日とか)に血眼になって釣りや昆虫採取をしたものだ。でもどうしてあんなに急いで捕まえようとしていたのか、もう忘れてしまった。きっと周りの雰囲気に流されて、踊らされていたように思う。コンプしなければいけない、よりよい島を作り上げなければいけないと。

今は気楽だ。だって周りでどう森をやっている人がぜーんぜんいないから。もし期間限定の魚を捕まえられなかったとしても、別にいい。だってオイラは漁師でも博物館の館長でもないから。ただの島民だもんさ。

 

 

ある章のラスボス戦前。雰囲気が良い。

Bloodstained: Curse of the Moon 2をプレイ。よーうやくクリアした。いや、クリアしたということにした。

今作は、最初のエピソードをクリアすることで別のエピソードが開放されていく。オイラはその中のエピソード1、2、4をクリアした。これでオイラと斬月の狩りは終わりとする。

前作をクリアしてすっかりハマり、勢いで今作もプレイすることにしたが、前作のときと比べてクリアするまでに随分時間がかかった。今作は難しい気がする。特にエピソード2からがきつかった。エピソード2ではキャラクターの斬月が弱くなることに加えて、仲間のドミニクがいなくなり、その上でステージの敵の配置や敵そのものが強くなったりしているもんだから、もう辛いことしかなかった。

エピ2のステージ5からが大変すぎて、難易度をベテランからカジュアルにして進めることにした。それでも辛いところは沢山あったが(ステージ6のボスとか)、無事にクリアすることが出来た。正直初めからカジュアルでプレイして、サクッとクリアしても良かったかなーと思っていたりもする。

オイラはこのシリーズの作品が好きだ。ドット絵だからこその演出が良いし、レトロゲーを意識して作っている所が気に入っている。外側だけドットで表現されていても、そのキャラが最近のゲームっぽくぐりんぐりん、ぬるんぬるん動いていたらオイラは冷める。そうじゃないところ、レトロゲー然としているのが良いんだ。

その演出は決してチープなものではない。背景からキャラの立ち姿、やられた時のポーズから攻撃を食らった敵キャラまで細かく表現されている。斬月たちもとにかくかっこいいし、恐竜の化石は今にも動き出しそうだし、敵は不気味だしボスはどこが顔なんだか分からないくらい怖いし、エッチなキャラはどこまでもエッチだ。ステージ2のボスなんか(自主規制)ドミニクの立ち姿だって(自主規制)

曲も良いしエピソード4の探索→シューティングの流れも面白い。シューティングで自機が扱う武器が、今まで各キャラクターが振ってきたサブウェポンなのが良い。

あと何より、爽快感がある。敵を倒した時のあの完膚なきまでに倒してやったぜ感が気持ちがいい。先程書いたサブウェポン乱れ打ちシューティングのシーンも、シューティングゲームとしては難易度がかなり緩いので、決戦までの高揚感を持たせてくれる。

エピソード4の探索パートでは、かつて前作でも仲間だった3人が再び仲間に加わってくれるんだが、加わった時の「だから今作難しかったんかー!」と腑に落ちた気持ちを今でも覚えている。例えばアルフレッドが仲間に加わると、彼のバーニングスフィアで遠距離攻撃の殆どを無効化出来る。あの憎きステージ5の火山弾も無視できる。アルフレッド・ミリアム・ジーベルが加わったことを考えたうえでのステージ構成だったのかと考えると、今作の難易度も頷ける。チェスの駒を半分失った状態で勝負していたようなものだったのだから。だからこそエピソード4での楽しさったらなかったな。

そして、通常ステージそれぞれに用意されてあるサブウェポン、あの配置が良いんだ。まるで「このシーンではこのサブウェポンを使うと楽ですよ」と言わんばかりにセットしてあるんだよな。基本的に斜め上には攻撃できないキャラクター達だけど、斜め上に攻撃したいような場面で、そのサブウェポンを用意してくれている。偶然ではなくて、何度やっても同じようなサブウェポンが出てくるようにしてあるのだ。それはつまり、プレイヤーがそこでサブウェポンを使用して敵を倒して楽に進む、その爽快感を制作側が与えたいからではないかと思う。

難易度が簡単だから爽快なのではなく、”華”をプレイヤーに持たせてくれている。とにかく気持ちよくしたい。そういう気概を感じた。

前作よりも今作は、シナリオが朗らかというかコメディチックなところもあったが(主に斬月が)、それは前作での冒険によって斬月に心境の変化があったのだろうな、と思うことにした。ステージ3と4の間に挟まるムービーシーンのドミニクがとにかく(自主規制)

今作はインティ・クリエイツという会社が作っている?らしい。あのガンヴォルトのか!聞いたことだけはある。動画を観てくれている方からガンヴォルトシリーズもおすすめされたので、そっちもやってみようと思っている。

テンション上がって書きすぎた。いろんな媒体で出来るアクションゲーム、「Bloodstained:Curse of the Moon 2」おすすめしたい。ではまた。

 

【活動のお知らせ】ふだんはYoutubeやニコニコで動画投稿しています。興味があればプロフィールから覗いて下さい。日記はこっちでも書いてます。

【月報】2024年8月の活動

まるです。7~8月の月報を書きます。台風が来ている日に書いています。雷怖い。

更新情報

伝説のスタフィー

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プレイしてて思うのは、スタピーがいてくれて良かった~ってことですね。
スタフィーキョロスケ気持ちを打ち明けることが少ないので、彼の代弁者として話してくれることがあったり、また彼女が2までに登場したキャラクターと絡むことで、そのキャラの新たな一面が見れたりして。そこが良いですね!

アクションの部分でも、ステージの構成自体はあまり変わっていないんですが、彼女ならではのアクションをスタピーが持っているのでちょっと新鮮にプレイできたりして。私の場合はプレイした時に「2の続編」って雰囲気をビシバシに感じていたので、彼女がいることで助かるというか。ただ、彼女がキョロスケに文句を言ってくれるので、私が奴に言うタイミングを失ってしまいますね……🐚


トロたちとの休日

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動画の概要欄にも書いていますが、このシリーズは実況プレイ動画ではありません。Vlogです🎦トロといっしょに三崎の町を観光した時の様子を動画に収めていたので、それをシリーズ化しました。

ゲーム実況ではないので、いつものような挨拶もありませんし、あとがきもありません。当然ネタバレ注意のお願いもありません。旅にネタバレも何もないですからね🚃

動画を見てくださった方から「癒やし」「落ち着く」との声を頂いております。それならよかった!この動画の趣旨に合った感想をいただけて一安心です。

この動画では面白いことをやろうとか、私が見てる人と一緒にゲームを楽しもう!とか、そういったことは全く考えていません。ゲーム実況が小説なら、この動画はエッセイや日記です。私はエッセイや日記を読むのが好きでして、それらを読んで人の生活・生活に根付いた人の感想を知りたいんです。普通の人の普通の日常ほど素敵なものはありません!と思って過ごしています。

だもんで、そういうものを動画に込められばいいな~と思って、あれらの動画をこしらえています🏕️ま、普段の実況でも日記のような雰囲気にしたいなと思っているんですけども!

もしトロと私の旅の様子に興味があれば、覗いて下さい。ラジオ感覚で流すとちょうどいいのかな。

 

 

お知らせ

ニコニコ復活に伴って

ニコニコが復活しました!これで安心して動画を収録できる……

2ヶ月以上使えなかったんですよね確か。その間にも収録は続いていまして、ニコ動に投稿してない動画がドンドン溜まっていってですね……PCも普段使う記録メディアもパンパンになってしまったので、新しくUSB買いましたもん⌨️

私は何度か、もうニコニコに動画投稿したくないな~って思ったタイミングがあります。例えばペパマリシリーズを投稿し終わった時だとか、ニコニコ(く)が発表された時だとか。でもそのたびに踏みとどまってきました(といってももう生放送はしないと決めたので、やってないんですが)。踏みとどまった理由はその時々によって違うのですが、いずれにせよ、続けていて良かったなーと思います🍩

今は『ファミコン探偵倶楽部消えた後継者』をプレイしています!

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Switchでリメイクも出てますし、なんなら新作も出るとのことで。嬉しい。ADVとしてめっちゃスッキリしてて面白いので、時間ある人はぜひぜひ。

 

 

ブログだけの話

ニコニコ復活に伴って、ニコニコリバイバルシリーズの公開を停止しています。シリーズについてはここでも書きました。

maru-kadonashi.hatenablog.com

再生数や高評価は…わりとあったかもしれません。オイラのチャンネルの中での相対的な評価なのでアレですが。思ったよりも観てくれた・楽しんでくれた人が多くて嬉しいです。それだけニコニコのダウンが色んなところに影響があったってことかもしれないですね。

オイラはニコニコがないと動画投稿できないし、それを観てもらえないので困ります。実はあまり他人の動画を見ないので、観る側の気持ちとしてはうーんどうだろう?って感じなんですけどね。自分の動画を観るのでいっぱいいっぱいな所があります。

以前マシュマロで、ニコニコの良いところを聞かれまして。その時は「とくにない」って答えたんですよ。我ながら淋しい返答ですけれども、でも本当に思いつかなかったんですよね。投稿する側としてはYoutubeとあまり変わらないし、ニコニコが復旧してから新プレイヤーに変更になりましたけど、あの作りもYoutubeをかなり意識していますよね。だから別に……って思って。

ただ、しばらくしてからポンと頭に浮かんだのは「良い所がなくてもニコニコはあった方が良いかもしれない」ってことでした。動画を見られる場所がYoutubeしかなくなったら困ります。そこが無くなると観る側も投稿する側も困るだろうし。独占って色々まずいこと起こりがち。

個人的に、今はもうYoutubeに動画投稿しても、まぁ新規の人には観られないよね~とは思っています。ニコニコでも厳しいですけど、Youtubeはもっと厳しいかな。オイラがやってるジャンル的にって話です。

オイラの動画は人の役に立つものでもないし、すごいプレイを見せるものでもないです。小さな山場がたくさんあるような動画だと個人的には思っています。でもそういうのって、その人の知名度がないとなかなか……Youtubeくんだと他の人のスマホ画面に表示させても貰えないので。大変ですよね。まぁでも、ぼちぼちがんばります(いろいろ考えるのを放棄した顔)

ではまた。

 

※この記事は自分のYoutubeチャンネルのコミュニティに書いた記事を加筆修正したものです。手動で更新してますんで、コミュニティの更新より少し遅れます。

※※ふだんはYoutubeやニコニコで動画投稿しています。興味があればプロフィールから覗いて下さい。日記はこっちでも書いてます。

プレイ日記 MOTHERクリア

MOTHERをプレイ。クリアすることが出来た。

バレンタインを抜けた後が大変だった。そこから先には町はなく、あるのは名も知らぬ高い山。洞窟の入口には看板すら出ていない。最後の町で聞いた噂通りなら、ここがおそらくホーリーローリーマウンテンなのだろうなと思い、先へ進むことにした。

敵は強いが女の子のキキが使えるサイコブロックで相手のPSIを封じ、途中参加してくれたシカという男性のパワフルな一撃で相手をなぎ倒し、くねくねと入り組んだ洞窟を抜けた。

抜けた先は開けた場所で、季節は秋のような雰囲気。ここから登場する敵は更に強く、うっかりしていると全滅もあり得るような苛烈な場所だった。その上なんやかんやがあって強き仲間のシカがいなくなり、途中からいなくなっていた弱虫のサンが加入した。

はっきり言って彼はとても弱い。足も遅ければPSIも使えず、一撃だって主人公に劣る。だもんで彼を連れて再びこの山を抜けるのは、本当に大変だった。

でもオイラはそこが、このゲームの好きなところだ。

本当に大変だったと書いたが、実は主人公たちだって恐ろしく強くなっている。相手の体力を1にしてしまったり、一撃で倒せてしまうPSIを持ち、体力を全回復する薬を抱えこみ、能力だっていくらでも高められる。その上いつでも逃げることだって出来る。コストを渋り、時間を惜しむから相手を疎ましく思うから大変だと言っているだけだ。敵は強いが、主人公たちはもっと強い。

そんな状態で最後、作品のラスボスと戦うが、最強を誇っていた我々の攻撃が、全く刃が立たない。もし我々が経験を積んで今よりも強い力を得ていても、離れ離れになったイブやシカがここにいたとしても、おそらく意味がないのだろうなとすぐに悟った。

結果として主人公たちの歌でもって、ラスボスはアメリカから去っていった。倒したのではなく、帰らせた。

そこが好きだ。力の弱い人間が、それでもなんとか食らいつき、自分たちのとれる方法で、自分たちの舞台の上で相手に立ち向かって勝利した。ラスボスより強くないけど勝った。言葉ではなくゲームのシステムでもって力の肯定を拒否した(否定はしていない)ってのが気に入った。

弱虫で戦いになるとてんでダメなサンを見ているとそう思う。道中ではよくガードか回復アイテムを使用していた彼だが、ラスボス戦で何度も歌ったのも彼であった。弱虫の歌によって救われたのだった。

 

MOTHERはよく分からない作品だ。なぜ人が攫われたのかも、どうしておもちゃが動き出したのかも、どうしてラスボスが我々を攻撃しようとしたのかも、マジカントに主人公たちが行ける理由も、さっぱりだった。割とふわっとした作品だと思う。

そして主人公は何が起こっているかを調べるために家を出たはずだが、いつの間にかいろんな人を救うために辛い道のりを歩むことになった。冒険家でもなく、まして勇者でもない彼が。どうしてなのだろうと思いながらプレイし続けていた。クリアした今では、きっと彼には彼の考えがあって、我々の冒険の中でもいろいろと感じ、最終的にあの山に向かうことを決めたのだろうなーと思うことにした。

主人公の「まる」は、ラスボスのこの誘いを断った。オイラが はい・いいえ を選択したわけじゃない。次のターンには、多分断られたであろうラスボスのセリフが出てきたから、断ったのだろうなと思っているだけだ。

この選択に対して、プレイヤーの気持ちは一切関係がない。使命を持たない「まる」が、オイラの預かり知らないところで勝手に、そう勝手に断ったのだ。勝手に歌うことを決めて、プレイヤーはその「うたう」というコマンドを選ばせられたに過ぎない。この時点で主人公とオイラの気持ちの繋がりは途切れてしまったなーと思う。

プレイヤーであるオイラが好き勝手に考えながら攻略していくことがゲームの醍醐味だと思っているので、こういうことはオイラにとっては快ではない。

しかし、ただ歌ってだけいたらラスボスの攻撃によってやられてしまう主人公たち三人に対して、回復や歌うを選択して、戦闘の手助けができたと考えると、それはそれで楽しかったというか、なんというか、良かったなと思う。主人公の”一員”のような気持ちには、なれた。

 

オイラは自分がプレイした作品の考察をするのが好きだが、したくない時はしない。ふわっとしたままで、その心地よさを感じたいときがある。

メリーゴーランドってあるだろう、あれに乗っている間ってすごく不思議な気持ちになれてオイラは好きなんだ。でも自分が乗っている馬の、ボルトの繋目とか見たり、機械音の方に耳を傾けると、楽しいは楽しいんだが、最初に感じた不思議な楽しさはもうどこかに消えてしまうんだよな。だからメリーゴーランドに乗る時は、いっつも外ばかり見るようにしている。

マジカントってこうなんじゃないかああだったんじゃないかと考えるのではなく、あの世界ではみんなオイラたちのことを好きでいてくれるんだ、こんな幸せなことってないなーと、頭の中をピンク色の霧でいっぱいにして過ごすのも、オイラは悪くないなーって思っている。

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