ネクタイを巻けば裸ではない
最近は新しいゲームやってない……どう森か、セレステのB面に挑戦する日々だ。
この前スーパーファミコンオンラインでスーパードンキーコングが来ていたので、久々にやったくらいか。
ファミリーコンピュータ & スーパーファミコン Nintendo Switch Online 追加タイトル [2020年7月]
やっぱりグラフィック綺麗だな……と思いつつも、ステージ2くらいで止めてしまった。そんなに楽しくなかった。
こう思ってしまったことが、自分の中で結構ショックだった。子供の頃あんなに楽しくやったゲームなのに。
過去にやりすぎて単純に飽きたのかと思ったが、同じように追加されたヨッシーアイランドは今やってもメチャクチャ楽しかった。
この差はなんなのだろう。
ドンキーを楽しめなくなった原因について未だに悩んでいるのだけれど、とりあえず今は「作品の良さが他の作品で霞んでしまうから」だと思っている。
当時SFCで発売された時はスゲーのが出たな!と思ったし、今の2Dアクションゲームと比べても遜色ないグラフィックだ。サウンドだって当時としてはとんでもないことをしている。
当時の感覚として……SFCの作品の中にPSのゲームが紛れ込んでいるような、そのくらいのレベル差を感じていた。(実家にGCなかったけど)
最先端だ。SFCの作品の中でも屈指の映像、音楽。それがドンキーの大きな魅力だと思う。
だからこそ、かもしれない。
今は古いゲームも新しいゲームも、ハードを変えずに同じ場所でプレイすることが出来るようになった。往年の名作と期待の新作が同じ棚で売られているような状態だ。
実況でも昔の作品ばかりプレイしているから尚更こう思うのだろうけど、自分の中で「古さ・新しさ」がそのゲームの評価点に繋がらなくなっているのだと思う。
古くても面白いゲームは山程あるし、新しいゲームでも古い作品の良さを取り入れた作品は多くあるから。
最近でもドットを生かした2Dのゲームがドンドン発売されている。それらの中には、ドンキーよりもグラフィックで劣る作品も多くあるが、どれも個性的で面白いなと感じる。
ドンキーの場合、目に付きやすい秀でている部分が、今の時代の作品からすると目立ちにくい。グラフィックが良いのは割とふつうのコトだから。
スペックの良さを謳っていた電化製品が、時代の流れとと共に埋もれていくのと同じなのかもしれない。
そう考えた時「俺の好きなドンキーが……」と、ますます悲しくなった。
でもドンキーを楽しめなくなったことは、逆に良いことなのかもしれない。
だって令和にもなってドンキーよりもショボいゲームがドンドン生まれてくるような時代、私は嫌だぞ。
ドンキーの良さはグラフィックやサウンドだけではない。高難易度でありながらも難易度調整が絶妙。タル大砲やロープを使ったアクション、コンビでの冒険。キャラクターの動きも非常に細かい。
それらの要素――楽しませる心遣いは、生まれ続けている名作に引き継がれていると思う。
ドンキーが「普通」になった世界で色んなゲームに触れられる、それは喜ばしいことなんじゃないだろうか。
と、思った。この文章はドンキーコング3のサントラを聴きながら書いた。これだって初代あっての三作目だな。
ぼんやり
ポカリを薄めると良くないらしい。へぇ。
あの甘さは大塚製薬さんが良かれと思って甘くしているのであって、それを受け入れるべき!であれば飲む意義さえも薄まってしまう!ということか。
でも甘ぇもんは甘ぇのよなぁ……小さい頃からもやたら甘いジュースだなーと思っていたけれど、今はもう無理。始めから薄味のイオンウォーターが大好きだ。
イオンウォーターは実家の近くの自販機で売られていたのだけど、いつしか消えた。私がアレだけ飲んでいたのに置かれなくなってしまった。
しかし数年前から深田恭子のCMをひっさげ、結果堂々とコンビニやスーパーに置かれるようになった。良いぞ、薄味が世間に見直され始めているのだな。
(但し深田恭子の肉体は薄くなくむしろカルピス原液並に濃厚である)
濃厚を良しとする世界があるのも、その良さも知っている。体に悪いと分かっていながら、家系も濃いめ、多めで注文してしまう。
しかし小さい頃から薄い味付けのものも好きなのだ。「薄らぼんやりとした味を良しとする世界」も良いぞ。
あら、お出汁が効いているので濃い味付けなんていりまへんのよ、東京の方には口に合いませんやろかホホホという話ではない。
それは出汁が濃いのであって「薄らぼんやり」の世界には入れない。残念ながら落選ですわよ。薄らぼんやりしたものが好きなのだ。輪郭がはっきりしてないというか……。
例えば赤ちゃんせんべい。あれは良い。塩気や旨味が抑えられているだけじゃあない、食感さえも抑えられている。
あの「さわっ」という感覚。サクでもフワでもないアレ。口溶けも良いが、良すぎて煎餅のお化けを食べてしまったような。
あれを美味しく感じるし、自分が素に戻る、0になる感覚を味わえる。
先程家系ラーメンの話をしたが、ああいうものを食べると気分がアガる。濃厚さが、食ってる!感が、気持ちを盛り上げるのかもしれない。
赤ちゃん煎餅は逆に素になれる。無意識に赤子の気持ちを思い出し、一時的に物心がつかなくなるのかもしれない。
だが近くには売っていない……ココロリセット!赤ちゃん煎餅! という謳い文句でレジの横に陳列させてはもらえないか。売れるぞ、赤子になりたい大人に。
赤ちゃんのことを言いたいわけではなかった。薄味の良さよ。
アメリカンコーヒーも数年前からグングン好きになっている。 口当たりが軽いので、休憩しているな~という気分になれる。
このリンゴ、味が濃~い!みたいなものより、ボケちゃってるリンゴの方が好きだ。出来れば歯ざわりもモサッとしてたら最高。
昔母に「アンタはぼんやりしてるから、味もそっただのが好きなんだ」と言われた。なるほどそれは一理ある。母は辛口だからな。
最近投稿した動画
夢みたいに綺麗で泣けちゃうな。クラルテ、コンテストへの挑戦が始まった。
動画を見れば分かる通り、メガシンカをコンテストで出来るなんて知らなかったので、すごくびっくりした。アニメかと思った。
メガジュカインはこの後の動画にもちょくちょく登場することになる。コンテストは勿論だが、一つやってみたいバトルがある。それまで気力が持てばの話だが。
お知らせ動画で伝えた通り、今後AS実況は不定期で投稿していくことに決めた。こういう不定期投稿は気持ちが切れるので好きではないのだが仕方ない。
おそらく強化後のリーグ戦は、Lv.70あってギリギリ勝てるかどうか……と勝手に思っている。そこまでのレベル上げがなかなか大変だ。
昔は好きだったのだけど……レベル上げ。しかし強化後のリーグに挑むためだけの、ただの作業でしかないレベル上げはつまらない。
楽しく冒険していたらいつの間にかレベルが上がるというのが一番好きだ。
ポケモンXYではあまりレベル上げに苦労した思い出が無かったな……バトルシャトーがあったからか。あれは良いシステムだった。
今までのポケモン実況ならば、やはりレッドに挑むためのレベル上げが時間がかかった……バトルよりもレベル上げが大変だった。
あの頃は1日あたりのレベル上げにかけられる時間が沢山あったので、期間としてはそこまで長くかからなかった気がする。
別にバトル自体は辛くはなく、楽しかった。ただ今もう一度やりたいかと言うと無理だ。悪いが時間がない。
レッド戦から振り返ると、世代が変わるごとに難易度の調整も変わっているのだなと感じる。相手トレーナーの思考、技やポケモンの選択。レベルの調整もストレスが無い。
簡単にするのではなく複雑に、そして多層になっていっている。気がする。でもやはりORASの強化リーグは勘弁してくれさてはデルタに時間かけすぎて調整ミスったな
USはどんなバトルになるのかしら……楽しみだ!ま、ASでもリーグ以外にまだやりたいことはある。ひみつきちとか。それものんびり楽しもう。
終わりに
昨日の帰り、バスの中で子供の声が聞こえた。母親に話しかけているようだが、何を言っているかはあまり分からなかった。
突然クラクションが鳴った。バスがカーブする際、トラックに鳴らされたようだった。
子供は「こわいね!おおきなおとはこわい!」と言っていた。本当にその通りだ。大きな音は怖い。心臓がドキドキした。
大人になってからも、怖い時は気軽にこわいと独り言を言うことが出来れば、少し気が晴れる気がした。バスから降りた後「あーこわかった」と言って家に帰った。
ではまた。