ブログを書こうと思ってPCを立ち上げると、何を書こうと思ったか忘れてしまう。それが3日連続で続いた。さすがに自分の忘れっぽさに呆れる。
そもそも「ふと思ったこと」ばかり書いているようなブログである。ふと思ったことなんて、ふと消えてしまうものだ。
割れないシャボン玉なんぞ最初は珍しいがいずれ飽きる。ふと消えてしまうからこそ味がある。
……なんか例えとして、シャボン玉を出したらカッコいいかなーと思ったから書いた。シャボン玉と私の記憶を一緒にするつもりはない。
「ふと思ったことをメモしているんです、ネタになるので」と言う人がいる。すごいな。メモをする、ということを忘れないのだから。
ブログで日記を書く時のために、手帳に日記を書くことはある(ややこしい)が、手帳に書いてしまうと満足出来るので、ブログには書かずじまいだ。
だからブログを更新している人……特に手帳やメモを残しながら毎日ブログに日記を書いている人を見ると感動する。一番凄い。
ブログで賢そうなことを書いていたり、役に立つ情報を発信しているのも私には真似できない。
しかし、仮に私が賢くなったり仕事上ライフハック系ブログを立ち上げたとしても、毎日の日記をただ書く、その「ただ書く」というのは出来ないだろうなと思うのだ。
華やかに飾るわけでもない、日々を暮らしていくという感覚。私はそういうものに憧れる。
そんなことを知人に話したら「あーゆるいのってたまに見たくなるよねー」と言われた。違うんだよ~緩いというのは日々の緊張の中にあるのであって、日々とは違(省略
ホームセンターをうろつくと、洗剤コーナーの一角にこんな店内ポップが貼られていた。「洗剤の7割は水です!」
普通の洗剤は7割も水なのにあんなに汚れが取れるんだから、もう十分じゃないだろうかと思うのだが。しかし家事に対する製品の発展はめざましい。
思い出した。この前喫茶店で寛いでいた時に、気になる雑誌があった。家事のハウトゥーをまとめた本で、最新の情報がドドンと載っていた。
私はこういうものに影響されまくるので普段から読まないようにしていたのだが……本にはまぁそれはもう色んな事が書かれていて、すごくためになってしまった。
私は自分の生活をアップデートするのに若干の抵抗がある。及第点まで持っていければ、コレ以上の便利は望まない。自分に疲れるから。情報に振り回されるタイプだ。
おかげで洗剤と柔軟剤を買い換えるハメになってしまった。これがすごく好みの匂いで使いやすく、その上コスパも良くなった。ありがとうございました。
本が発刊されたのが割と最近だったらしく、コロナ対策についても触れられていた。
読者と識者のQ&Aコーナーがあった。ポップなページにポップな書体でこう書かれていた。
「Q.本当に菌を殺せてるの?→A.安心して下さい、殺せてますから!!」
ちょっと面白かった。コロナが猛威を奮った後、殺すという言葉がより身近になったな。
ペパマリシール実況、無事に完結しました、ありがとうございました。
【角無】ペーパーマリオ スーパーシール【のんびり実況】完結 - YouTube
ペパマリへの思いは動画内で結構話せたと思う。すごく楽しかった。
そういえば、最後ルーシーが「勇気の力で」と伝えてくれた。勇気……
マリオがハンマーやジャンプだけであまりダメージを与えられないのは、シールの力が無いから。
シールだけあってもキノピオたちがクリボーたちに勝てないのは、勇気がないから。
ひょっとしたら、あの国ではシールがあっても、勇気が無いと効果が薄いのかもしれない。掛ける数がすごく低い掛け算をするようなもの、かも。
ロイヤルシール×クッパのような存在に立ち向かうには勇気だけでも駄目で、それ相応のシールの力が必要ということなのかもしれない。
でもあのバトルで一番勇気を持っていたのは、マリオではなくルーシーだったかもな、と思ったりする。
シール……使い捨ての力。シールコメットがもたらす恵みか。普通のシールよりもキラシールの方が強いのは、キラキラのパワーがより詰まっているからなんだろうか。
ロイヤルシールは使い捨てではないところを見ると、キラキラのパワーの根源的な要素を含んでいるのかもしれない。
ひょっとしたらあの地域では、シールコメットから漏れ出たキラキラのパワーが、そこに住むクリボーや他の敵キャラを強くしてくれているのかもしれない。
だからいつものハンマーだけでは倒せないのかも……とアレコレ考えたが、キリが無いので動画内で言うのはやめた。ただの妄想だ。
ここまでで3/3だ。
毛糸のカービィ、ルイージマンション2、ペーパーマリオスーパーシール。
「ゲームとしては悪くないがシリーズファンから不評」という評価をされた作品を実況してきたが、どれもものすごく楽しかった。シリーズとしても、単体で見ても。
どうやら私は批評に登場する「シリーズのファン」にはなれないようだ。
これは私がなんでも楽しめる人間だからだとも思うし、”シリーズのファン”の気持ちも分かる……ココらへんは実況で話したからもう良いだろう。
クリアした後に、インタビュー記事を読んだ。
読んでいて赤べこのように頷くこともあれば、膝をパシーンと叩くこともあった。
特にこの部分が、ペパマリシールから感じ取ったものそのものズバリだった。
碧山
E3のあとに、試作をプレイした宮本さんから、「これではGC版(※22)のただの移植やんか」と指摘されたんです。
工藤
僕はもともと宮本さんの考えと近いところがあって、
個人的には、RPGなどでの長大なストーリーは必ずしも必要だとは考えていなくて、「ラスボスを倒す目的があればいいじゃん」って。
その代わりに、手軽に少しずつ遊ぶという携帯機の特徴に合わせて、ちょっとしたエピソードや小ネタをたくさん詰め込みました。
もともと小ネタを入れるのが好きなのもあって、そこは逆に楽しくやらせてもらいました。
工藤
でも、そこはまあ個人的に、しばりがあるほど燃えた部分はありますね。
見た目はおんなじだけど、少しずつ性格もちがって、「あっ、あなたはあのときのキノピオさん!?」とかわかるように遊びも仕込んだりできましたし。
後半はもう完全に、自分の中にキノピオが降りてきた感じでした(笑)。
これ以上は長くなるので止めるが、これぞペパマリシールが持って生まれてきた、ペパマリシリーズの良さだよな!そうだよな!と思った。
私は普段から「製作者の思いはプレイヤーには関係ない」と言っているが、自分が感じ取ったペパマリシールの面白さは、意図的に生み出されたのだと知れてよかった。
SNSでたまに見かける、ペパマリ風の戦闘シーンの二次創作。あれの殆どはペパマリRPGをイメージして作られている。
それだけペパマリRPGのバトルシステムは完成されていたし、面白いものだったと思う。
それに、ペパマリから影響を受けて生まれたインディーズゲームも、その多くはスパペパまでの作品を意識した作りになっている。
だからこそだ。だからこそもう制作陣は、スパペパの先にあるであろうペパマリを作る必要はなかったよなと、勝手に思うのだ。
放って置いても、ペパマリの良さはファンに染み込んであるし、ファンが”その先のペパマリ”を作ってしまう。それと同じものを作って何になるのか。
原点回帰することで新たなペパマリを作り出した。これってやっぱり面白いことだと思う。
何度も言うが、製作者の思いはプレイヤーには関係ない。どう思って作ろうが、つまらなければそれまでだ。”シリーズファン”が気持ちを汲んでくれなかったと腹を立てても何も悪いことではないと思う。(煩いなとは思うけど)
だからこそ私は、このペパマリシールを楽しめて良かったと思う。
元々あった1を2や3に増やさず、また1からスタートしようとした制作陣に感謝したい。それが例え世間的に失敗だったのだとしても、私には心に残る作品になった。
面白かったです。カラスプも楽しみです。
今日の終わりに
先週までエアコンもサーキュレータもぶん回して半袖短パンで生活していた。今日は長袖のセーターを着ている。
秋はいつもそうだ。駆け足でやってくる。こっちがまだ冬物の洗濯をしてないのに我が物顔で「待ってただろ!涼しくするぜ!」とやってくる。
待ってた。毎年すぐいなくなるから、今年はゆっくりしていけ。ではまた。